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落丁部追加文
P.255,256の間
の一辺が長方形の縦横長さの積の平方根でもある。そして、図二一の方法では複数の正方形の面積を統合し一つの正方形に変換することが出来る。溝口も示しているように(図二二左)、どのような多角形も三角形・長方形の集合に変換することが可能であり、三角形は長方形に変換することが出来る。つまりこれらの術によって、すべての多角形は一つの正方形に変換することが可能なのである。さらに、これらは“測量規矩術”と組み合わせることによって、どのような現実の敷地面積・建築面積をも求めることができる。算木や算盤を用いた当時の計算術の中にあってこのような計算術は、大工が現場においてありあわせの道具、規・矩によって可能である点で有効である。特に図二〇の術は汎用性が高く、建築でも用いられることのある正多角形の面積計算において有効であった(図二二右)。
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