2011年 07月 20日 (水)
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ようやくこのページ復旧しました。2003年前後からクラッシュ直前までの記録とします。 |
忘れないうちに、世の中との共同作業をきちんとまとめておくページ
2011年4月のデータクラッシュ以降、現在はhttp://rhenin.wordpress.com/にて続けております。
2003年ぐらい以降の成果物を記録していました。個人的に重要な記録もあるので、このまま閲覧可能なようにしておきます。
This site is continuous records of NAKATANI Norihito’s activities with public from 2003.
Since the data crash at april, 2011. I moved to this kind of contents to http://rhenin.wordpress.com/ from April, 2011.
2011年 04月 08日 (金)
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長島明夫さんのブログ『建築と日常』2011年4月1日の記事について |
参照http://d.hatena.ne.jp/richeamateur/20110401
長島明夫さんが、以上のような記事を掲載されています。長島明夫さんには建築学会発行『建築雑誌』の2011年2月号特集「建築論争の所在」についての感想のご寄稿を、学会の編集会議ののち、複数の編集委員の検討を経て学会より依頼したのですが、氏のいう通り「編集長の中谷礼仁さんの判断でボツになり」、共同編集担当の戸田穣先生と相談の上、こちらの方から依頼内容の性格をさらに口頭にて説明した上で、再度ご執筆いただいた原稿を掲載させていただきました。
ただ氏としては、「ボツ」になった原稿も重要だとのことで以下のように記しています。
「ボツになった初稿では、メディアにおける私性や内的必然性について書いていました。掲載されたものとアプローチは正反対ですが、僕にとってはまさに表裏一体の問題であり(私性と公共性の関係)、両方合わせて読んでもらうことで、またなんらかの広がりを持ちうるのではないかという気持ちがあります。ただ、結果的に受け取られなかった原稿とはいえ、さすがに不特定多数に公開するのは憚られるので、掲載記事をご覧になって、そのうえで興味があるという方がいたならば、個人的にお見せしたいと思っています。メールにてご連絡ください。」
ブログで上記記事を公開されている以上、最後の個人的にお見せしたいという方法については違和感をおぼえます。可能であれば、自身のブログ内でその文章を公開され、当方がそれについてどのような理由で再度の執筆依頼を行なったかを、当方の個人ブログではありますが、
その際「編集委員長」として説明した内容を述べさせていただければ幸いです(編集委員長として誌上で長島明夫さんの「ボツ」となった当初原稿の理由について公式に誌上を用いて説明することは、すでに長島さんが再度の原稿依頼に応じていただいた以上、不合理と判断しました)。
2011年 04月 07日 (木)
2011年4月7日本日より一週間の短い期間ですが、未曾有の大災害を乗り越えて、早稲田大学建築学科の一年生が講座『設計演習A』で制作した作品を新宿OZONEにて建築かもしれない展として公開しています。
指導教員の一人として、この2週間ほど定常的に制作を見まもってきましたが、学生の反応の早さ、社会への働きかけに対する積極性に驚きました。僕はそれ、すごく誇っています。
●例1)
学生「ガラス面に、シールで展示名入れないといけないらしいんですが、見積もりとったら2万円なんです」
教員「その予算は想定外。たとえばフォントを紙に印刷して裏に張り付け、オモテからポスカで書いたらどう?きっちりした手作り感でるよ。確か南洋堂で、よく建築家がポスカでガラス面に落書きしているから、南洋堂に聴いてみたら?」
学生「わかりました!」
その結果→http://twitter.com/gakushingu/status/55607455173984257
●例2)
教員「今度展覧会場で流す授業風景に、 ジャン・ティンゲリーが1960年にMOMAの中庭で行なった「自滅する機械」が入っている。でもあれ、アメリカの有名な監督の”D. A.” Pennebakerが撮影しているんで、許可とらないといけないよね。あきらめようか。」
学生「ちょっと、メールして頼んでみます。」
その結果→「あ、許可とっておきました」
Dear Mizuki – I hope all is well with you. Yes you have our permission to show the film as you describe.
Good luck,
Frazer Pennebaker
In a message dated 4/2/2011 10:04:57 A.M. Eastern Daylight Time,
To whom it may concern,
I am a freshman at Waseda University in Japan, and major in architecture.
I am mailing to ask whether I can use one of your films for academic use.
My classmates and I are now preparing for an exhibition, starting from April 7th, to show artworks that we have done in a certain class.
In this class, one of the teachers had consulted the film, ‘Breaking It Up at the Museum’ as reference.
This class had been video taped, and we would like to show this video during the exhibition, which means that we will be indirectly showing your film.
The teacher who showed the film said that he had bought it at your website. Would you mind if we used this video for our exhibition?
I am looking forward to hearing from you.
Best regards
偉いです。ほんと。
2011年 03月 25日 (金)
3 月 11 日午後 2 時 46分、それは現実が『建築雑誌』の編集体制の構想を根こそぎ、追い抜いてしまった瞬間でした。
同18日の編集会議にて、佐藤会長より指示された東北関東大震災の特集連載6pについてその内容を決定しました。5月号「この地震で何が起こったのか?」より連載を開始します。学会の専門家に大至急ご協力を仰いでも、紙媒体の性格上そのタイムラグはどうしようもできません。そこでこの新連載に限り即時性も考慮してネット(http://jabs.aij.or.jp/)上でも展開していくこととしました。社会の典拠となる客観性のある報告を行います。
3月においてすでに、『建築雑誌』2011年4月から8月号まではすでに特集が決まっていました。多少のタイムラグに違和感を持たれるかもしれませんが、どうぞご了解のほどお願い申し上げます。しかしこれまでの特集のラインナップを振り返るに、その「予兆」は確保していたと思います。その位置付けを今後とも配慮します。また被災地域におきましては、遅配となる地域もあり、心苦しいかぎりです。
『建築雑誌』9月号「建築年報」は、建築学会内の全委員会が統一テーマによって総力をかけて取り組みます。この号より2010年1月から始まった現編集体制は最終的なまとめとして、今後の建築の取り組み方を総合的に提示する連載を開始します。皆様のご協力を切にお願いいたします。
日本建築学会発行『建築雑誌』2010-2011編集委員長 中谷礼仁
なお、日本建築学会では「東北地方太平洋沖地震調査復興支援本部」「災害情報収集支援室」設置のお知らせと情報提供のお願いを呼びかけています。いただいた情報は続々とアーカイブされています。 http://bit.ly/gEXslA
補足)建築・都市災害被害情報の提供(建築学会員を想定)TohokuEQ2011*factory.arch.ues.tmu.ac.jp(*は@に)→アーカイブされて下記のweb から見れます。月の数字をクリックしてください。http://p.tl/uqhJ
2011年 02月 23日 (水)
初版をようやく売り切ったということで、再版となりました。地味な本ですが、じわじわと売れ続けて本当にうれしいです。
さて、再版にあたり、当方の重要な論文である「先行形態論」を追加、書籍名も一新しました。
『セヴェラルネス 事物連鎖と人間』から
『セヴェラルネス+(plus) 事物連鎖と都市・建築・人間』へ
序は田中純先生のまま、表紙装丁を、岡崎乾二郎さんに新装いただきました。きれいな赤になりました。3月初めには書店にならびます。
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書誌情報:中谷礼仁『セヴェラルネス+(プラス) 事物連鎖と都市・建築・人間』2011年3月10日、鹿島出版会、ISBN-978-4-306-04552-1 C3052
増補のための序文を以下に記します。セヴェラルネスという耳慣れない概念についてもまとめております。ご一読ください。
増補のための序文
とても簡単なイメージ。
私たちは辻で立ち止まる。目の前に異なった方向をもついくつかの道がある。体はひとつ。ゆえにそのうちのひとつの道しか私たちは選ぶことができない。だから確たる選択理由がない場合、そこに必ず偶然が介入する。
しかし私が進んできた道や生活をふりかえるとき、それはあたかもデザインされていたかのような理由があった気になる。ようは現在を認めることによって、現在を生み出してきた偶然が、必然的なイメージに変形されているのだ。
セヴェラルネスとはそのような、偶然と必然が交錯する人間特有の一瞬の判断の過程である。
似た言葉として「多様性」という言葉がある。しかしその言葉は世界の複雑さを事後的に表現しているだけである。便利ではあるが、なぜ世界が豊富なのか、その理由をひとことも語っていない。
それに対して、セヴェラルネスはむしろ有限から実に豊富なイメージが生成する過程を可能な限り丁寧に語ろうとした。ひとつでもなく、無限でもなく
いくつか
いくつかーあること
セヴェラル-ネス(いくつか性)とは、そんな世界の可能的様態に向けて開かれた言葉である。
第一章におかれた「桂の案内人」は、桂離宮を題材にしてセヴェラルネス的思考を事物の生成過程の推測に実際に用いた事例である。連載中は最後に書かれたもので、歴史的用語にややなじみにくいと思われたなら、第二章から読みすすめられたい。
この書物自体もセヴェラルネス的に書かれた。書くべきテーマは決まっていたが、書く行為によって途中からその答えが急に浮上する瞬間にいくども遭遇した。そして新たに浮かび上がったテーマは次の章に引き継がれている。
今回の増補にあたって、読者の理解を助ける図版を付け加えた。
また、セヴェラルネスを都市生成論へ展開させた「先行形態論」 を各方面の協力により掲載することができた。同時期に書かれたものであり、後半では史上類を見ない、人の手によって一瞬で空白化した都市・ヒロシマを扱った。この書物の構想を温めていた大阪市立大学建築学科時代での、ゼミナール全体の活動資料に多くの点を負っている。多くの友人に出会った偶然を必然としてここに記すことができた。感謝する。
2011年1月 インド・ボパールにて 中谷 礼仁
某編集者の方へ
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2011年 02月 03日 (木)
大変有意義なワークショップになりました。前準備に参加いただいた、石川初さん、日埜直彦さん、木下剛さん、中谷研究室の宮崎さんにお礼申し上げます。誘ってくれたmAANの村松伸さん、上海ワークショップで僕のグループに参加してくれて、今回この困難なワークショップを運営したMs. Moulish、そして現地に出向いたメンバー、現地で出会ったインド人学生、一緒にWSの指導に当たってくれたインド人建築家Jeeth Iype、その他たくさんの方にお礼を申し上げます。
特設サイトはこちらです。リアルタイムで更新していましたが、アウトカムもきちんとまとめる予定です。たまに訪れてやってください。
http://www.nakatani-seminar.org/bhopal/
2010年 12月 27日 (月)
なかなか進まない当方の家論ですが、「家」について書かねばならないと思った発端の論文がテンプラスワンデータベースにて公開されています。
他の根底的なテクストがまとまるまでは公開しておきます。ぜひご笑覧ください。
「願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。」柳田国男
2010年 12月 03日 (金)
重要 ボパールワークショップにcvを送られた日本人の方へ ホテルの予約、航空券などの情報が必要でしたら当方まで、連絡先を含めてコンタクトください。来年1月23日から実施します。中谷ユニットの方向性については、12月前半にほぼ決定させて、ここで公開します。参加のご参考としてください。
中谷研究室のホームページのコンタクト欄よりご連絡をお待ちします。
2010年 11月 06日 (土)
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UTCPシンポジウム 建築保存の現在・11月11日に参加します。 |
<%image(20101106-2010-11-10-architecture-conservation-symposium-flyer-w-t.jpg|400|565|20101106-2010-11-10-architecture-conservation-symposium-flyer-w-t.jpg)%>
以下のような興味深いシンポジウムに出席いたします。
保存は奥深い矛盾を抱えた生きた学問です。思想的にも実践的にも語れます。やや哲学的になりそうなので、ぜひ建築保存の現場の方々の参加と発言(たとえば@petiskaさんとか!)も歓迎したいところです。
(以下リンク先より転載)
近年とみに、歴史的建造物を様々な形で「保存」する試みが盛んとなっている。その形式は、現状そのままの「保存」から、アッサンブラージュのような「一部保存」、転用やリノベーション等、様々である。このような状況を、具体的事例に即しつつも俯瞰的視点から再考するために、このシンポジウムでは、日本における「建築保存」の特異な二形態——「三菱一号館」と「原爆ドーム」——に焦点を当て、分析と議論を行う。現在の日本において「歴史的建造物の保存」が有する、政治的・社会的・文化的な意味を浮上させることが、当シンポジウムの最終的な目的である。
2010年11月11日|木|17:00–19:00
東京大学駒場キャンパス|アドミニストレーション棟3F|学際交流ホール
入場無料|事前登録不要
主催|東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」 (UTCP)
中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」
【提題者・レスポンダント】
中谷礼仁(なかたに・のりひと|早稲田大学准教授)
保存とは何か――建築における生と死とを考える
【発表者1】
内田祥士(うちだ・よしお|東洋大学教授・建築家)
三菱一号館――その解体と再現の背景を考える――
【発表者2】
頴原澄子(えばら・すみこ|九州産業大学講師)
「原爆ドーム」をまもってきたもの
【コメンテーター】
田中純(東京大学教授|UTCP)
【司会者】
小澤京子(UTCP)
なお当方おすすめの保存論の概括は大河直躬先生によるものです。大変わかりやすい。
保存という概念あるいは言葉 : その現代社会における意味(歴史的環境の継承)(<特集>広がり変化する「保存」の世界)『建築雑誌』1997年1月号
これもいいですね。
保存の考え方 : 日本の保存・修理・復原をめぐって(<特集>保存・修復・復元のフィロソフィー)『建築雑誌』1993年8月号
日本建築学会発行『建築雑誌』の編集長をやっています。ホームページのリニューアルが懸案になっておりましたが、ようやくできました。
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これで最近さぼっていた、このブログでの毎号の報告から解放です。
このページすっきりしていますが、多少リンク機能に新工夫があります。『建築雑誌』は一年を経るとCiNii(Citation Information by NII)–国立情報学研究所が運営する学術文献のデータベースに公開されます。120年にもわたる建築雑誌が実は全て公開されているのです。それとの効果的リンクを設計し、類似の特集号や関連文献などを紹介するつもりです。『建築雑誌』購読とともにご利用ください。
11月号は実は短命な建築媒体の今後を占う、特集エフェメラです。もちろんホームページ更新もこの特集に連動して公開しました。まだできていないページもありますが、とりあえず。