2010年 2月 08日 (月)
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建築雑誌2010・2月号 1600記念号『特集 建築・有象無象』届く |
建築雑誌2010の2月号が届きました。まだ最初期の編集なので、編集担当は当方自ら、関西大学の木下光先生の協力を得て仕上げました。特集名は「建築・有象無象 Architecture: Worlds within Worlds」です。おそらく作成プロセス上伝説となるであろう表紙は以下の通り↓(クリックすると目次がダウンロードされます。)また下段の「続きを読む→」をクリックすると特集主旨が読めます。

この表紙にピンクで刷られているスチュワート・ブランドによるエッセイは、レイアウト完了後に掲載許可をいただくという危機的状況。デザイナーの羽良多平吉先生がすかさず表紙に持っていくという離れ業をしました。見返しもぜひご覧あれ。
追記)
○『建築雑誌』を販売しているところ
店頭に常備しているのは南洋堂のみとなります。
また全国の書店から丸善へ注文が入り、
丸善よりおろしています。
○建築学会への入会方法
以下のURLのとおりです。
http://www.aij.or.jp/jpn/admission.htm
(単品で書店で買うより入会した方が、得です。)
続きを読む→
2010年 1月 23日 (土)
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設計演習A「役に立たない機械」『タモリ倶楽部』に登場しました。 |
東京圏では、さる1月15日の深夜、朝日放送・流浪の番組『タモリ倶楽部』で当方が一部担当している演習授業である『役に立たない機械を作成せよ』が放送されました。タモリ倶楽部は放送枠も流浪のようで、地方によって異なるようですが、今日は大阪圏で放送される模様です(追記*大阪圏は月曜日の深夜だそうですが確たる証拠が見つからない。1月26日現在まだ放映されていないようです)よろしければご確認下さい。
2007年以来続けている課題 ですが、問題はないので続けています。
デイリーポータルZでの紹介記事はこちら
8年間お世話になった大阪の皆様、当方元気です。
2010年 1月 07日 (木)
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建築雑誌2010・一月号『特集 検証・三菱一號館再現』届く |
編集長を仰せつかってから、あまりの実務の多さにややナーバス気味ではありますが、ようやくはじめての新装『建築雑誌』が届きました。
特集は、最近再現なった丸の内の三菱一號館(元設計/ジョサイア・コンドル)についての、学会との深い因縁から掘り起こした本格的批評です。
同館は、昭和40年代、高度経済成長時代のまっただ中に所有者によって取り壊され、いま再び所有者による本格的な再現によって姿を現しました。そこでは様々な新しい検討が加えられ、その再現のプロセスを積極的に評価できる反面、以前の解体時期には、建築学会からの保存要望を受け入れてもらうことはできなかったという因縁がありました。
この約40年間後の再現の今日的意味を、きちんと批判すべきという硬派な特集になっています。
編集担当は、泣く子も黙る内田祥士(東洋大学)と後藤治(工学院大学)。三菱地所が立派に受けて立ってくれ、両者がっぷりのデベートが展開します。その気概をぜひ味わってください。この100年以上続く『建築雑誌』を購読されるには、年1万2000円+入会金1000円を払っていただき建築学会員になるか、南洋堂などにて一部1300円で購入できます。かなりお得と思います。これから2年間責任を持って、本質的議論をお届けしたいと思います。
民間の硬派な建築雑誌が消えゆく中、その位置づけをしっかりとしていきたいと思います。

装丁は羽良多平吉
あ、それから開けにくかった『建築雑誌』のビニールパッケージにミシン目をつけました(ビニール耐力の関係で1冊の場合のみ)。ミシン目の両側から両手をつかって開けてみてください。簡単に開けられるでしょう。
この小さな改良に気づいて、ページを開く読者が少しでも多くなることを願います。続きに、編集長としての方針全文を掲載します。
続きを読む→
2009年 12月 30日 (水)
http://www.graficamag.com/grafica.html
世の中には奇特な人が本当にいるもので、今和次郎が関東大震災の時に撮影したバラックの写真が工学院大学におさめられているのを、許可をもらい公開した。そのコンテンツが収録されているのが雑誌『グラフィカ』。ほぼ年刊ペースのスローマガジンなのであるが、他の記事も素晴らしい(いまグラフィカのホームページ確認したら、2006年6月の02号から3年半ぶりに刊行しますとのこと。グラフィカwebサイトで、2009年12月25日から先行発売、予約受付中とのこと)。
またバックナンバーも当方の趣味にストライクで、そちらも購入させていただきました。
今のバラック写真を見て、何かしゃべれというので、それほどの新知見はないですが感想を述べています。
そんなことよりもやはり、今がまとめた野帖そのものを再現したかのような特別ページとか凝っていますね。完全保存版。
工学院大学図書館では、以降、写真の劣化を理由に、徐々にデジタル化をはじめるらしいです。ということは、もう直接の写真は一定期間見ることがかなわなくなる可能性大ということです。必見です。
2009年 12月 21日 (月)
今和次郎の『日本の民家』初版にて、彼が訪れた家や地域がその後どうなってきたかを再訪する旅団、瀝青会。今夏の大調査のうちの一部が掲載されました。日本海岸沿いにずーっと続く舟小屋、その海岸が護岸され舟小屋は全く意味を持たなくなったかに見えました。しかしまだ土地と舟小屋の痕跡は残っています。さあ、村の皆さんどうしたでしょうか?という報告です。5年にわたっている調査の最後に近づきつつあり、瀝青会独自の発見的な調査も増えてきています。今回は昔のデザイン・サーヴェイを彷彿とするような図面ががんがん掲載されています。実物はたたみ一枚分あるような図面もきっちりと掲載してくれました。デザイナーさん、意図を汲み取ってくれて有り難うございました。

http://www.sumu.jp/
季刊誌『住む。』第32号 2010年冬
発行:株式会社泰文館
発売:農文協
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監修・『住宅建築』2010年1月号・白井晟一を探して -Constellation- |
「住宅建築」(2010年1月号)これまでの学習会の記録が掲載されています。結構な量になりました。虚白庵最後の撮り下ろし(山岸剛)はこれまでにないシークエンシャルな写真になっていて必見。学習会にご参加いただいた登場人物の顔ぶれを見ていただければおわかりいただけるように、白井晟一の磁場がいまだ強いことを確認できると思います。ご参加いただいた各先生、そして白井昱磨さまに改めてお礼申し上げます。(2009年12月19日発刊)
以下白井晟一学習会からの報告内容をコピペ(一部我流手直し)。

以下、『住宅建築』webサイトより
http://www.jutakukenchiku.net/
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『住宅建築』2010年最初の特集は、日本を代表する建築家・白井晟一です。
独特の世界観で多くの設計者に影響を与えた白井晟一がこの世を去って27年。次第に人々の記憶から薄れつつあります。しかし、圧倒的な知性に裏付けられた作品群はいまなお異彩を放ち続け、我々に何かを問いかけてきます。
2008年から2009年にかけて、早稲田大学中谷礼仁建築史研究室の主催により、白井晟一の自邸・虚白庵において、白井晟一を振り返る学習会が行われました。本特集は、その模様を伝えると共に、住宅における代表作3軒(虚白庵、試作小住宅、呉羽の舎)を紹介。多彩な側面のひとつひとつに光を当てることにより、それらを総合して、白井晟一という大きな星座(constellation)を浮かび上がらせます。
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特集
白井晟一を探して
Constellation
協力=白井磨、早稲田大学中谷礼仁建築史研究室
虚白庵撮り下し(山岸剛)
座談 虚白庵にて………石山修武×鈴木了二×原広司×藤森照信、司会=中川武
ローコスト木造住宅の試み
試作小住宅
木造住宅に見る多様性
呉羽の舎
白井晟一の三つの住宅作品………宇津木卓三
白井晟一学習会 第1回
原爆堂と日本の戦後………中川武×布野修司×伊東豊雄
第2回
独学に学ぶ………田中純
第3回
白井と書-そのかたち………太田穂摂
第4回
編集者が見た白井晟一………川添登×中村敏男×松山巌
白井晟一略年譜
2009年 12月 09日 (水)
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新連載・「イチジクの葉っぱ建築論」・雑誌『d/sign』No.17 デザインと編集力 |
新連載をはじめさせていただきました。デザイナー職人にわざと勇気と知恵を与える『d/sign』太田出版にて開始。統一連載名は「イチジクの葉っぱ建築論」第1回目は「装飾という原罪」です。アドルフ・ロースの「装飾と犯罪」1908の位置づけを大転換させようと言うものです。いままで言及されていなかった詩人・ゲオルグ・トラークルとの関係など、一般誌でありながら専門的詳細さも含みつつ、最後は裸体論への入り口へと。
雑誌売れないと連載も終わるので、ぜひご購入ください。

追伸*今回の登場人物はホームラン級の人ばかりです。密かに末井昭を尊敬していた私としてはうれしい。そのほか赤瀬川原平、中村勇吾さんのインタビューも面白いし、木村裕次さんの綴じ込み小冊子もあり、雑誌も軽くなり。満点ですね。雑誌本来の雑駁さが生きています。これは買いでしょう。
2009年 11月 30日 (月)
京都の醍醐書房にて編集・発行されている『美術フォーラム21 特集:物質性/マテリアリティの可能性』2009, vol.20に寄稿させていただきました。特集担当はジョルダン・サンド先生と佐藤守弘先生。外国人研究者の翻訳も果敢に含んで、美術史研究の最前線の論考が多数収録されています。(本日の時点でまだ最新刊の情報はアップされていませんが、じきにアップされると思います)
当方は以前書いた「化モノ論ノート」(『10+1』最終50号に掲載)をきちんとまとめる必要があり、以前の発表時に字数の関係で紹介できなかった説話系の分析を中心とした補遺を上梓させていただきました。
ただ「おしいれのぼうけん」はきわめて総合的な性格を持つ「説話」なので、これについては別稿を起こすことにしました。こちらは書籍に収録する際の書き下ろしとなりそうです。
書誌情報:「ナンドの生産性−化モノ空間のための補遺」『美術フォーラム21 特集:物質性/マテリアリティの可能性』2009, vol.20, p.72-77
2009年 10月 25日 (日)
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中谷ゼミナールのポータルサイト、デザイン一新しました。 |
http://www.nakatani-seminar.org/
以前のデザイン、凝りすぎて拡張性にやや欠けていたのを反省し、一気にシンプルにしました。まだフォントがそろってなかったりする部分がありますが、気長に見ていただけますようお願いします。
右から左に、始まりから成果公開のように並んでいます。
担当のM修士はご苦労様でした!
2009年 9月 27日 (日)
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3年後ものこっていた・韓国ソウルの北村のゲストハウスの思い出・2009年9月27日 |
どうも経緯がわからないのだが、久しぶりにT女史から「これナーンだ」という興味をそそる画像がメールで送られてきた。何だろうと思ったら、3年前に僕と大阪時代の学生が韓国ソウルに行った時のゲストハウスに残した寄せ書きではないか(マンガは当方担当)。偶然見つけて送ってきてくれたらしい。
ゲストハウスにコピーが飾られていて、オリジナルは大事にしまってくれているそうだ。伝統的な韓屋を利用したゲストハウスだったから、とても良い環境を用意してくれたお礼に残したもの。この時に参加した一人はその後韓国の素晴らしさが忘れられず、現地の設計事務所に行ってしまった。買いたいオーディオもあるし、また行こうかな。
