2010年 7月 06日 (火)
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建築雑誌2010・7月号 No.1606『建築写真小史』届く |
建築雑誌2010の7月号が届きました。今回の編集担当は山岸剛(写真家)、柴原聡子(日近美)です。後見人は中村敏男。中村連載もいつものように貴重です。凶暴なまでのイメージの複製状況の中で、建築写真の今後を占います。その前に貴重な証言者の声を聞きましょう。

羽良多デザイン、今回は渡辺義雄撮影の伊勢神宮の写真から始まります。特集名を読まないと、なんだかわからないでしょう。レイアウトはいつもながら画期的。イントロでは丸山真男が被爆直後の広島に入ったときに随行したカメラマンの写真も捧げられています。
特集部分目次
特集 建築写真小史 ― 建築の写真を拡張するために
グラビア(撮影者、作品名)
丹下健三 「広島平和記念資料館」
二川幸夫 「高山市日下部礼一邸 おいえとなかおいえ」
村井 修 「国立屋内総合競技場(代々木体育館)」
大橋富夫 「せんだいメディアテーク模型」
小川重雄 「ヴェニスの現代美術館 Punta della Dogana」
ホンマタカシ 「Niteroi Contemporary Art Museum, Brazil」
畠山直哉 「UNTITLED/CCTV」
Wolfgang Tillmans
写真クレジット・出典一覧
特集イントロダクション 中谷礼仁
特集主旨 「建築写真」の現代性をとらえるために/山岸 剛+柴原聡子
第一部
レポート 歴史を書く眼 ― 二川幸夫の建築写真について/山岸 剛
インタビュー 「建築写真」を開く ― 象徴としての写真/村井 修
インタビュー 「建築写真」はカタくない/大橋富夫
論考 建築写真の歴史から見た建築/岡塚章子
第二部
対談 錯綜する「建築写真」/小川重雄×岸 和郎
論考 曖昧と極端 ― 建築=写真ノート2010(その1)/倉石信乃
第三部
対談 「建築写真」以降/鈴木了二×西沢立衛
論考 曖昧と極端 ― 建築=写真ノート2010(その2)/倉石信乃
関連年表 戦後日本建築写真年表/加門麻耶 戸田 穣 柳井良文 東辻賢治郎
連載
オン・サイト 森山邸(設計:西沢立衛建築設計事務所)、2010年4月6日、17時/山岸 剛
日記のなかの建築家たち 第7回 『a+u』の写真家たち/中村敏男
編集後記 ここから始めなければならない/山岸 剛
特集を読んで (2010年5月号[特集=BOSAI立国ニッポン])
「BOSAI立国ニッポン」の危うさ/室崎益輝
それぞれの防災/深見奈緒子
○『建築雑誌』を販売しているところ
店頭に常備しているのは南洋堂のみとなります。
また全国の書店から丸善へ注文が入り、
丸善よりおろしています。その他ウエブ検索していると通販しているところが見つかります。売り切れ号が出始めています。
○建築学会への入会方法
以下のURLのとおりです。
http://www.aij.or.jp/jpn/admission.htm
(単品で書店で買うより入会した方が、得です。)
2010年 6月 21日 (月)
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あまりにも緊急告知・滅多にない書容設計家 羽良多平吉の会/開催のお知らせ(有料) |
許可がでましたのでお知らせします。隠れ羽良多ファンはぜひどうぞ。ここでしか手に入らない新作書籍も登場。
◆書容設計家 羽良多平吉の会/開催のお知らせ◆
私たちが敬愛するデザイナー羽良多─hQ─平吉氏が、
本年年初より詩誌『ユリイカ』および建築学会学会誌『建築雑誌』の
書容設計[エディトリアル・デザイン]に携わり、大きな話題を呼んでおります。
つきましては、日頃羽良多平吉氏にお世話になっている私たちで、
氏の最新の「書容設計論」を拝聴すると同時に、今後のさらなる活躍を祈念する会を催したく、
ご案内を送らせていただきます。
ご多忙とは存じますが、下記の要領でご参集たまわりますれば、幸いに存じます。
◆開催概要
1──体験的hQ氏論:中谷礼仁+発起人有志
2──YouTube Remix:UJ (YouTube Jockey) by hQ
3──RECENT WORKS:hQ
●当日、会場にて、冊子「hQ 最新『詩画繍』」(B5判・62頁)謹呈。
●hQデザインのプロダクツ等々、お披露目。
4──ピアノ・ライヴ:Arico
◆日時:2010年6月24日[木]:午後6時~8時
◆於:Royal Garden Cafe ロイヤル ガーデンカフェ 青山
東京都港区北青山2-1-19
電話:03-5414-6170
◆アクセス:東京メトロ 銀座線「外苑前」徒歩5分
:半蔵門線「青山一丁目」徒歩5分
http://www.royal-gardencafe.com/shop_aoyama.html
会費:6000円
**********************************
日にちが迫っており大変恐縮ですが、
参加ご希望の方は前日23日までにエディックス 米倉( edix@tka.att.ne.jp)まで、お名前、連絡先等お知らせいただければ幸いです。
2010年 6月 11日 (金)
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緊急告知・日本建築学会会誌『建築雑誌』10月号 公開座談会―斎藤公男×中川 武×藤森照信 |
日本建築学会会誌『建築雑誌』10月号
以下建築学会の情報ネットワークから転載。急に決まりました。
公開座談会「築くことの初源・歴史・公理」―斎藤公男×中川 武×藤森照信
このたび、日本建築学会会誌『建築雑誌』10月号にて、「構造の哲学」
と題する特集を組むこととなりました。
そのなかで、斎藤公男先生・中川 武先生・藤森照信先生の座談会を、
急遽、試験的に本会会員および建築に興味のある学生の方々へ公開
することといたしましたので、ふるってご参加ください。
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特集「構造の哲学」企画主旨
何故構造か。
そもそも構造とは倫理的存在である。なぜなら、“こわれてはならない”
ということはいつの時代でも変らぬ自明の真理であるから。構造とは、もの(物質)から空間を発生させること。物質に魂を与えることである。
コンピューターを背景にした解析や施工技術の向上は建築の可能性を大きく拡げたが、反面、何でもありの空虚な建築とものづくりの空洞化を生み出す両刃の剣でもある。また、過度の技術への依存は冗長性をもたない余裕の無い都市・建築をつくりだしかねない。急速に進化するテクノロジーに我々は何を託し、次の時代に向かって何をすべきなのか。
構造の主体性とは何か。今再び“築くこと”とは何かを考える必要がある。
構造を考えること自体がものの存在の確固としたものにする。技術の進歩
と共に変化してきた技術観を見直し、建てること築くことの本質を考えることを通じて、構造という思考がもたらす新しい世界観を論じる。
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主催:日本建築学会 『建築雑誌』編集委員会
日時:2010年6月23日(水曜日)午前9:00から12:00
会場:建築会館3階301会議室(東京都港区芝5-26-20)
話し手:斎藤公男(日本建築学会前会長/日本大学名誉教授)
中川 武(早稲田大学理工学部建築学科教授)
藤森照信(工学院大学工学部建築学科教授)
コーディネーター:中谷礼仁(編集委員会委員長/早稲田大学教授)
聞き手:陶器浩一(編集委員会幹事/滋賀県立大学環境科学部教授)
中江 哲(編集委員会委員/鹿島建設(株)関西支店建築設計部グループ長)
福島加津也(福島加津也+富永祥子建築設計事務所)
定員:70名(申込み先着順。席に限りがございますので、必ず事前にお申し込みください)
参加対象:日本建築学会会員(正会員・準会員・法人会員・賛助会員)
および建築に興味のある学生
※記事が掲載される『建築雑誌』10月号(定価1,300円、10月10日発売)は以下でご購入いただけます。
日本建築学会資料頒布所 hanpu@aij.or.jp
※発行後1年を経過した『建築雑誌』は、以下で全文閲覧可能です。
http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00079427_ja.html
参加申込み:kaishi@aij.or.jp(日本建築学会事務局・内野)宛へ氏名・所属・年齢および会員の方は会員番号を明記し、お申し込みください。
問合せ:kaishi@aij.or.jp TEL03-3456-2070(日本建築学会事務局・内野)
2010年 6月 08日 (火)
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建築雑誌2010・6月号 No.1605『われらの庭園』届く |
高口洋人、岸本耕編集担当、糸長浩司幹事による建築雑誌2010の6月号が届きました。本格化するセルフビルドについての特集です。これまでのセルフビルドは世捨て人のようなつらいイメージがつきまといましたが、情報革命や流通革命によって、インフラが整えられつつあります。そのような状況下におけるそれぞれの「庭園」としてのユートピアづくりの特集。これを中途半端な動きと見るか、見過ごせない動きと見るか是非ご判断下さい。表紙はジョイフル本田千葉ニュータウン店協力による大型DIYショップのショット(撮影:山岸剛)、絞りなんと45!

ふだん見れない見返し

目次は以下の通りです。
特集 われらの庭園
連載
日記のなかの建築家たち 第6回 IAUS/中村敏男
オン・サイト 阿蘇中岳火口/山岸 剛
The Long Distance Chat 都市建築の表層性—バルセロナの建築動向/小針修一×中谷礼仁
特集イントロダクション 中谷礼仁
特集主旨 環境の自主創造/高ロ洋人+岸本 耕
第一部
対談 時間の消費/秋山東一×広井良典
第二部
論考 ナウシカアに導かれて/鈴木博之
論考 “自作”志向は何をめぎすか/古田隆彦
論考 日本社会は「パーソナル・ファブリケーション」の夢を見るか?/濱野智史
論考 セルフビルドを支えるシステム/岩下繁昭
論考 マスプロはわれわれの要求にいかに答えられるか—住宅供給システムの今後/大沢幸雄
論考 スペクタクルの庭と再生産の庭/高祖岩三郎
第三部
座談会 暮らしと仕事のインターコース/益戸育江×甲斐良治×塩見直紀
論考 日本のコープ方式による建築的生活環境整備事例/相根昭典
論考 エファ・ランクスミア—住民による緑の手入れとメンテナンスプラン/笠 真希
論考 発明するのではなく、発見するという立ち位置/西田 司
論考 偶然と必要が生み出した創作拠点/寺田佳央
インタビュー 武者小路実篤「新しき村」の現在/寺島 洋
編集後記 成長でもなく衰退でもなく/高ロ洋人
連載
特集を読んで (2010年4月号[特集=〈郊外〉でくくるな])
窓から何が見えますか?/佐々木龍郎
地域のなかの郊外/青井哲人
○『建築雑誌』を販売しているところ
店頭に常備しているのは南洋堂のみとなります。
また全国の書店から丸善へ注文が入り、
丸善よりおろしています。その他ウエブ検索していると通販しているところが見つかります。売り切れ号が出始めています。
○建築学会への入会方法
以下のURLのとおりです。
http://www.aij.or.jp/jpn/admission.htm
(単品で書店で買うより入会した方が、得です。)
2010年 5月 02日 (日)
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建築雑誌2010・5月号 1604『特集 BOSAI立国ニッポン』届く |
建築雑誌2010の5月号が届きました。今回の編集担当は牧紀男(京都大学防災研究所)と林憲吾(総合地球環境学研究所)です。防災は私たちの日常に大きく関わる問題であるにも関わらず、それが日頃はみえない(ように馴らされているだけなのですが)ために、その要がなかなか伝わりません。そのためにMOTTAINAIよろしくBOSAIを世界語にし、防災の日常性を広めようと取り組んだ力作です。英文タイトルは"BOSAI"-Disaster-reduction Nation, Nippon

たまにお見せする普段ではみれない見返し(羽良多平吉デザイン)は今回はお見せできません。ぜひこの本を手に取ってその衝撃を味わっていただきたいのと、この本こそ、一般の人が常備しておくべき情報がそろっています。ぜひ入手してください。
○『建築雑誌』を販売しているところ
店頭に常備しているのは南洋堂のみとなります。
また全国の書店から丸善へ注文が入り、
丸善よりおろしています。その他ウエブ検索していると通販しているところが見つかります。売り切れ号が出始めています。
○建築学会への入会方法
以下のURLのとおりです。
http://www.aij.or.jp/jpn/admission.htm
(単品で書店で買うより入会した方が、得です。)
目次は後にアップしますが、当方によるイントロダクションと牧による特集主旨を掲載しておきます。
〜イントロダクション〜
防災特集である。比較的地味に扱われがちな分野であったが、巨大災害が頻発するニュースをみるに、その特集の射程は甚大である。編集会議上、「防災」をより広義で身近な概念にすべきではないかという意見もあり、MOTTAINAIよろしくBOSAIという新語を今回提出することとした。
ニッポンは実はBOSAIという側面から世界、特にアジアとつながっている。というのもその地域の人々の多くは、地震が多発するプレート境界地域の上に文化を築いてきたからである。被災害国ニッポンの教訓と実践は、新しいかたちで世界に貢献できるのではないか。そのさい単なる防ぐことから、災害がもたらす文化的側面をも含めた国づくり=立国へのケアをも慎重に扱わなければいけ ないのではないか。ニッポンが迎えつつあるメガ・ディザースターの時代での生き残りを図りつつ、このような広大なテーマを掲げた編集担当は牧紀男、林 憲吾である。(中谷礼仁)
〜特集主旨「BOSAI立国ニッポンの視座」〜
20世紀が戦災の世紀であるとするなら、21世紀は自然災害の世紀であり、今後の日本を考える上でBOSAIは重要なキーワードとなる。南海トラフを震源とする地震、首都直下地震の今後30年間の発生確率は50~70%にも達し、予想される被害額は日本の国家予算に匹敵する。また、気候変動の影響も深刻であり、巨大台風による高潮により大都市の0m地帯が水没するような事態も予想される。こういった巨大な自然の外力に対して備えるためには、被害を出さないための対策だけでなく、被害から立ち直るための回復力を強化する事も重要でとなり、抵抗力と回復力を兼ね備えた総合的なBOSAI力を強化することが必要となる。
もう一つBOSAIが鍵となるのは、かつて日本のGDPの20%を占めていた建設業の生き残りである。国内での建設需要は今後それほど期待できず、日本の建設業が生き残るためには海外進出が不可欠になる。海外で活躍するためには他の国にはない「強み」を持つ必要がある。日本のBOSAI水準は世界的に見ても高い水準にあり、海外において建設業が活躍する上での鍵になると考える。被害を出さないための工学的な対策は、「建物が壊れない」「人を殺さない」という世界共通の基準の元に成り立っている。しかしながら、総合的な観点からBOSAIを考えると、最も基本となる「何を守るのか」という事でさえ、地域毎に異なる。日本においては災害から守るべき最も重要なものは個々人の命であるという事になっているが、世界を見渡すと、氏族の生き残りであったり、数世代に亘って利用する住宅であったりと、千差万別であり、さらに地域固有の様々なBOSAI技術が存在する。BOSAIとは地域の文化的背景を含めた概念であり、日本の技術をそのまま海外に持っていっても役に立たない。
工学技術としての防災ではなく、長い間災害と共に生きてきた地域文化の中に残るBOSAI対策、災害に見舞われても速やかに立ち直る回復力にも着目した総合的なBOSAIという観点から、本特集では、今後の日本の生きる道としての「BOSAI立国ニッポン」のあり方について考える。具体的には以下の2つの視点、①メガディザスターの時代:果たして日本は21世紀前半の巨大災害の時代を乗り切ることができるのか、②国際防災コンサルタントとしての日本:日本のもつ自然災害対策のノウハウは果たして海外で通用するのか、という観点から検討を進める。
本特集が、これまでの被害を出さない対策に特化した「防災」対策ではなく、1)総合的・文化的側面も含めた意味での「防災」対策、さらには2)「Tsunami(津波)」「Sabo(砂防)」のように日本発の概念として世界に向けて発信するという、「新たな防災」=「BOSAI」のあり方を示すものになればと考える。
続きにちょっとしたおまけを付けました。
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2010年 4月 29日 (木)
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講演会のお知らせ・Note on "fig-ness" of architecture, イチジクの葉っぱ建築論ノート・5月20日千葉大学にて |
講演会を行います。クリックすると大きな版がでてきます。
★イチジクの葉っぱ建築論ノート—化モノ、装飾、裸体★

主旨)人間は生きています。飯を食い、散らかし、排泄し、音や匂いを発します。一方ですまいに他人を招くときそこはきちんと整序されている必要があります。だからきれいに家を保つには人間なんて住んでいない方がいいのです。
建物に人が住まねばならないこと、この矛盾は根源的です。
いままで多くの知恵や知性がこの状態に調停をつけようとしてきました。本レクチャーでは、その根源的矛盾を見つめなおす事で、家に新たな空間を発生させようとしています。NTT出版より出版予定の書籍のためのノートを用いた講演となります。
参考文献
「化モノ論ノート」『10+1』No.50,INAX出版, 2008
「ナンドの生産性−化モノ空間のための補遺」『美術フォーラム21 特集:物質性/マテリアリティの可能性』2009, vol.20
「装飾という原罪−イチジクの葉っぱ建築論1」『d/sign No.17 デザインと編集力』太田出版,2009
2010年5月20日(木)17:30−20:00(開場 17:00)
千葉大学西千葉キャンパス けやき会館大ホール(西千葉駅徒歩5分)
参加費500円(講演後の交流会に置ける飲食費込)
申し込み不要
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2010年 4月 15日 (木)
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建築雑誌2010・4月号 1603『特集 〈郊外〉でくくるな』届く |
ブログのページがようやく復旧しましたので報告します。
建築雑誌2010の4月号が届きました。今回の編集担当は伊藤俊介(東京電機大学/建築計画)と饗庭伸(首都大学東京/都市計画)です。いずれも気鋭の研究者。今回の切り込み対象は〈郊外〉です。ステロタイプでくくられがちなその土地のうごめきの実像をレポートしています。羽良多さんによる表紙もそのうごめきが空白から伝わってくるような不気味さです。

以下目次
■特集 <郊外>でくくるな---等身大の都市周縁
・特集イントロダクション/中谷礼二
・特集主旨 あまりに限定的だった<郊外>像/伊藤俊介+饗庭伸
・対談 郊外に生きるとは/重松清×若林幹夫
・インタビュー 「農村の中の都市居住」から「郊外の都市空間」へ/渡邉定夫
・論考 土地の履歴から読み解く郊外のコンテクスト/宮城俊作
・鼎談 郊外の仕切り方 捨てずに縮小するための方法論を考える
/大野秀敏×福川裕一×藻谷浩介
・論考 千里ニュータウンにおける「都市組織」の再構築/木多道宏
・論考 商業施設を地域社会の活性化のために
行政と小売業と市民の提携の必要性/鷲巣力
・論考 郊外空間の生む生活スタイル/岩佐明彦
・ルポ 郊外の現在進行形/伊藤俊介+饗庭伸
1.都市の開拓民
ニュータウン第一世代の住環境維持/秋元孝夫
2.郊外都市は工場をどう受けとめていくべきか/松原宏
・「フィールドワーク」東京郊外の断面
/東京電機大学情報環境学部・伊藤研究室+首都大学東京・饗庭研究室
3.都市の一歩外へ 農的暮らしを発信する/後藤雅浩
・総括 郊外の思考法をめぐって/饗庭伸
■連載
・日記のなかの建築家たち 第4回
磯崎特集とカーン特集/中村敏男
・建築雑人 ピーキーな技術/ピーキーな建築/日埜直彦
・ オン・サイト 八王子市めじろ台/山岸剛
・The Long Distance Chat
The Eroticism of space/ユハニ・バッラスマー×トム・ヘネガン
・特集を読んで(2010年2月号[特集=建築・有象無象])
「神さま 対 烏合の衆」という、思考の枠組みそのものを問い直す/芹沢高志
・アジアの価値観/田辺新一
*今回から不定期連載「建築雑人」がはじまりました。ロバート・フランクのあの有名な写真(U.S. 285)も直接本人に許可をとって掲載しています。貴重です。
*表紙にはT.S. エリオットの詩集「4つの四重奏」からの一編・イースト・コーカーを抜粋して掲載しています。裏表紙には拙訳が掲載されています。
○『建築雑誌』を販売しているところ
店頭に常備しているのは南洋堂のみとなります。
また全国の書店から丸善へ注文が入り、
丸善よりおろしています。その他ウエブ検索していると通販しているところが見つかります。売り切れ号が出始めています。
○建築学会への入会方法
以下のURLのとおりです。
http://www.aij.or.jp/jpn/admission.htm
(単品で書店で買うより入会した方が、得です。)
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2010年 3月 23日 (火)
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瀝青会報告第八回・雪に埋もれる山の村の家その後・雑誌『住む』No.33 |
今和次郎の『日本の民家』初版にて、彼が訪れた家や地域がその後どうなってきたかを再訪する旅団、瀝青会。2009年夏の大調査のうちの続編です。
初版には、その後削除された家のスケッチがあり、その冒頭の家を巡る旅です。幸いにも場所は見つかりましたが、ドラマが待っていました。はじめてその変貌を所有者自身が記録した写真がでてきたのでした。ぜひご一読をお願いします。(書影をクリックすると雑誌『住む』の詳細紹介ページにとびます。)

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2010年 3月 21日 (日)
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日本生活学会 第37回総会・シンポジウム・研究発表大会のお知らせ・2010年5月8日(土) |
2010年度より日本生活学会の理事に就任いたしました。事業委員会を担当いたします。つきましては今年度の大会についてお知らせします。一般の方も気楽にご参加ください。
日本生活学会は、今和次郎の晩年に、川添登、宮本常一らの奔走で、生きるための総合学として設立された学会です。「生活」、なんと言うすばらしい事態なのでしょう。
ぜひ生活学に新しい視点をお注ぎください。当方も参加する予定です。今後事業理事として、他の団体活動と積極的に協調していく予定です。生活学の理念をご覧いただき、賛同いただける方はぜひいろいろとアソシエイツしましょう。
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日本生活学会会長 進士 五十八
日本生活学会第37回(2010年度)総会・研究発表大会を、武庫川女子大学中央キャンパスにおいて下記の要領で開催いたします。
お誘い合わせの上、多数ご参加ください。
記
会 期:2010年5月8日(土)13:00~14:00 総会 MM館1階メディアホール
14:15~17:30 公開シンポジウム MM館1階メディアホール
『異装の考現学』
14:15~14:30 会長挨拶
14:30~16:30 基調講演・話題提供
16:30~17:30 パネルディスカッション
18:00~20:00 懇親会 クリステリア 4F
5月9日(日)10:00~12:00 研究発表 MM館5階506・507教室、7階701・723教室
12:00~12:30 昼食
12:30~14:00 ポスターセッション MM館1階ロビー
14:00~16:00 研究発表 MM館5階506・507教室、7階701・723教室
会 場:〒663-8558 西宮市池開町6-46 武庫川女子大学中央キャンパス
大会参加費: 会員-3,000円 非会員-4,000円 シンポジウムのみ参加の非会員‐無料
☆問い合わせ先
武庫川女子大学生活環境学部生活環境学科都市デザイン第2研究室
日本生活学会第37回大会実行委員会事務局 水野 優子
〒663-8558 西宮市池開町6-46
TEL:0798-45-9865 FAX:0798-45-9865 E-mail:mizuno@mukogawa-u.ac.jp
日本生活学会事務局(月・水・金 10:30~16:30)
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 早稲田大学西早稲田キャンパス55号館S棟402A
TEL/FAX:03-3208-3494 E-mail:lifology.official@gmail.com
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2010年 3月 12日 (金)
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建築雑誌2010・3月号『ナイーブ・アーキテクチャー』届く |
建築雑誌2010の3月号が届きました。今回から編集担当制がはじまり、主担当が真壁智治氏、サブに勝矢武之氏、柴原聡子女史(ロケチリ)です。「ナイーブ」という言葉にはデリケートな意味が含まれます。そのため、この特集をはじめるにあたってふまえなければならない吟味を主担当の真壁氏との冒頭対談で行なっています。表紙は以下の通り。実は見返しもデザイナーの羽良多さんページなので、その部分もお見せしたいと思います。当方による特集紹介は後半に掲載しました。
*なお特集のテイストは次号もがらっと変わります。「建築」学の新しい円環をさがしてさまよい続けます。
まず表紙

その見返し


■特集 ナイーブアーキテクチャー
・特集主旨 中谷礼仁
・主題解説・インタビュー
ナイーブアーキテクチャーの根拠を探る/真壁智治
ナイーブアーキテクチャーのキューレーション/妹島和世×小池一子
・第一部
第一部主旨 勝矢武之
インタビュー 手法としての抽象化/青木淳
論考 合意形成の二つのモデルとその設計可能性について/斎藤環
論考 Less is the New More/Naomi Pollock
論考 ささやく建築 抽象化と徴候性/勝矢武之
・第二部
第二部主旨 柴原聡子
対談 詩のように応答される建築/塚本由晴×小池昌代
論考 セーターと毛糸玉/中山英之
インタビュー 大辻邸(上原通りの住宅、1976)インタビュー/大辻誠子
論考 みつめる建築 女性性と身体性/柴原聡子
・編集後記
新たな公共性を開くナイーブアーキテクチャーへ/真壁智治
■連載
・日記のなかの建築家たち 第3回 「a+u」の誕生 中村敏男
・オン・サイト 大辻邸(上原通りの住宅)設計:篠原一男 山岸剛
・The Long Distance Chat 都市の貧困 ダカール・ジャカルタ/林玲子×林憲吾
・特集を読んで(2010年1月号「特集=検証三菱一号館再現」)
10年後の再特集を期待する/岸田省吾
この議論に関わるべきなのか?/山岸常人
○『建築雑誌』を販売しているところ
店頭に常備しているのは南洋堂のみとなります。
また全国の書店から丸善へ注文が入り、
丸善よりおろしています。
○建築学会への入会方法
以下のURLのとおりです。
http://www.aij.or.jp/jpn/admission.htm
(単品で書店で買うより入会した方が、得です。)
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