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1.地図にない町
単著、1993年1月、「建築文化」1993年1月号, p37-40,(株)彰国社
本論は、80年代後半から90年代初頭までの、いわゆるバブルの時代の建築を扱っている。その無根拠性から翻って、日本近代そのものに通底するバブルとの共通点を論じている。
2.カイロの宝探し 伊東忠太のフィールドノートをめぐって
単著、1994年4月、「すまいろん」1994年春号, p46-50,(財)住宅総合研究財団
近代日本最初期の建築史家である伊東忠太博士の世界旅行記を扱ったもの。特にエジプトを紹介した。
3.「さいたまアリーナ」での「予期せぬ出来事」をどう捉えるか-のっそり十兵衛としての公開国際
単著、 1995年11月、「建築雑誌」1995年11月号, p18-31,日本建築学会
平成7年当時、ゼネコンにおける談合疑惑と透明性を求めるコンペとが交錯した。その際に審査過程において不明瞭な部分を残したとされる案件についての、複数の関係者よりなるインタビューと展望。
4.戦後住宅は歴史足りうるか
単著、 1996年6月、「すまいろん」1996年夏号,p24-30,(財)住宅総合研究財団
日本近代における戦後の住宅の様相を歴史化する際に経なければならない課題を述べたもの。
5.近世と近代はなぜ切れているのか:日本の建築史学における「境界」を越える方法
単著、 1996年10月、 「建築雑誌」1996年10月号, p47,日本建築学会
通常の建築史学において分断されている近代以前と以降とを連続させることの必要性と新しい視点の萌芽を述べたもの。
6.革命の建築博物館 篤胤的なる建築者批判
単著、 1996年11月、「新建築」1996年11月号, p95-98,(株)新建築社
磯崎新の企画による建築展覧会の史的意義と枠組みを述べたもの。
7.適性から混血へ 日本建築技術史の特質から見えてくるもの
単著、 1997年3月、早稲田建築1996, p54-55, 稲門建築会
日本近代建築初期における、通常の技術的視野では納まらない動きを持つ実例を挙げ、その近代における限界と意義を紹介した。
8.数寄屋を読む 解体実測の楽しみ
単著、1997年4月、「すまいろん」1997年春号, p39-45,(財)住宅総合研究財団
解体を伴う建築実測調査の方法論と、その意義を実例を紹介しながら述べたもの。
9.「造家」から「建築」へ 学会命名・改名の顛末から
共著(企画、取りまとめ、執筆)、1997年8月、「建築雑誌」1997年8月号, p13-21,日本建築学会
1897年における日本建築学会の造家学会から現名称への解明の経緯を明らかにし、その意味を論じた。中谷礼仁、金行信輔、倉方俊輔、清水重敦、山崎幹泰。
10.「建築価値の継縦的更新のための技術的視点」
単著、 1998年10月、『時間・建築・環境 ライフサイクルマネジメント基本問題特別研究委員会報告書』、p.55-57、日本建築学会
建築の技術的更新は、その意味的更新をも考慮する必要がある。ここでは逆に更新を歴史的継続的な視点の中でとらまえた際に発生する、技術的、意味的特徴を論じた。
11.「在来構法の成立過程における耐震技術的諸課題」
単著、1998年10月、『時間・建築・環境 ライフサイクルマネジメント基本問題特別研究委員会報告書』、p.61-63、日本建築学会
いわゆる木造建築における在来構法は、伝統的構法ではなく、近代と伝統との課題の多い折衷案であることを指摘した。
12.非常時建築「こわれないスラム」とスクラップ&ビルド
単著、 1998年10月、『時間・建築・環境 ライフサイクルマネジメント基本問題特別研究委員会報告書』、p.67-70、日本建築学会
建造物の継続的な更新は、壊れないことに力点を置くのではなく、むしろこわれやすいものを如何に保っていくかにあることを実例を挙げて紹介した。
13.発明の射程(連載:建築の解体新書)
共著(企画、執筆)、1998年12月、『10+1』No.15, p.226-233,INAX出版
日本建築の新しい視点による読解を試みる連載。本論では、日本建築を規定した発明物とその敷延性を明らかにしている。中谷礼仁、岡崎乾二郎。
14.建築の訓読を巡っての書簡(連載:建築の解体新書)
共著(企画、執筆)、1999年3月、『10+1』No.16 p.216-225、INAX出版
同連載。本論では、日本建築の特異な構成法である廂、廊下空間を採上げ、その歴史的推移ならびに日本言語論との近親性を指摘している。岡崎乾二郎、中谷礼仁。
15.テニヲハと納まり(連載:建築の解体新書)
共著(企画、執筆)、1999年6月、『10+1』No.17, p.013-019,INAX出版
同連載、本論では、さらに日本語論との近似性を追及し、その歴史的特質について言及している。中谷礼仁、岡崎乾二郎。
16.建築と古文字学(連載:建築の解体新書)
共著(企画、執筆)、1999年9月、『10+1』No.18, p.021-028、INAX出版
建築の歴史を発生させる史的根拠の取り扱いについての検討。中谷礼仁、岡崎乾二郎。
17.自明の理の発見(連載:建築の解体新書)
共著(企画、執筆)、2000年6月、『10+1』No.20, p.010-018,INAX出版
建築史と時空間の創出との関係についての論考。中谷礼仁、岡崎乾二郎。
18.建築の定義と無意識(連載:建築の解体新書)
共著(企画、執筆)、2001年1月、『10+1』No.20, p.017-028、INAX出版
19.亀裂の保存 中村達太郎『日本建築辞彙』を読む
単著、 2000年1月、『建築文化』p.66-71、彰国社
日本近代初の建築辞書『日本建築字彙』における特異な編纂方式とその史的意味について。
20.ノート〜『日本の民家』を中心として
単著、 2000年1月、『建築文化』p.86-89, 彰国社
あまり論述されない考現学以前の今和次郎の民家研究の20世紀的意義を指摘
21.わが解体
単著、 2000年2月、「住宅建築」299号、p.6-13、建築資料研究社
建造物の解体実測から判明する建築的認識の事例を解説
22.「高さ計画」の由来と将来
単著、 2001年4月、「すまいろん」1997年春号, p38-45,(財)住宅総合研究財団
従来見過ごされがちであった建築計画における高さの検討の可能性を歴史的に解説
23.まだ見ぬ過去をつくる
単著、2001年6月、『住宅特集』182号、p.085-089、新建築社
過去の建造物から計画概念を現在的に抽出した設計方法論の紹介
24.住まいは誰のものか、増改築の理論から見たその射程−63をケースステディとして
単著、2001年11月、『住宅建築』320号、p.103-119、建築資料研究社
建造物の改修設計を行う際の基本的問題群を、都市、建築保存、事物史の観点から解題。
25.空飛ぶアーカイブ
単著、2001年8月、『建築雑誌』vol.117 No.1493、日本建築学会
26.戦後建築史家の軌跡 第四回 鈴木嘉吉
共著(企画、聞き取り、執筆)、2002年3月、『建築史学』、第38号, p.78-99、建築史学会
復元研究者の鈴木嘉吉に、反省とその方法論を聞き、考察を加えたもの。中谷礼仁、青井哲人、清水重敦、矢本宏。
27.都市連鎖研究第一回−都市は連鎖する
共著(企画、取りまとめ、執筆)、2002年12月、『10+1』No.30、p56-77、INAX出版、大阪市立大学建築デザイン研究室中谷ゼミナール都市連鎖研究体
28.ものは語る 建築史のパラメーター
単著、『建築雑誌』2003年8月号、Vol.118、No.1508、p.42、日本建築学会
29.都市連鎖研究第二回−都市はたたる
共著(企画、取りまとめ、執筆)、2003年9月、『10+1』No.32,p170-186,INAX出版、大阪市立大学建築デザイン研究室中谷ゼミナール都市連鎖研究体
30.自覚的なプロセスと建築
単著、2004年1月、『国文学 特集;柄谷行人の哲学・トランスクリティーク』2004年1月号、p.33-41、学燈社
31.六〇間四方という魔物−街区における対抗的都市発展パターン
共著、2004年3月、『応募論文集 都市建築の発展と制御』、p.249-254、日本建築学会、登尾聡、中谷礼仁
32.戦後建築史家の軌跡 第七回 伊藤ていじ
共著(企画、聞き取り、執筆)、2004年3月、『建築史学』、第42号, p.104-134、建築史学会
建築史家・伊藤ていじに、反省とその方法論を聞き、考察を加えたもの。中谷礼仁、青井哲人、清水重敦。
33.三仏寺投入堂をめぐる幾人もの「誰か」
単著、2004年6月、『CEL』「特集 都市のストック再生」vol.69、p.41-44、大阪ガス エネルギー・文化研究所
34.デ・レ・メタリカ(金属について)・『建築文化』2004年10月号(No.673) 、p12.、彰国社
35.歴史の合成に関するノート 歴史工学的デザイン原論
単著、『建築雑誌』2004年11月号、Vol.119 No.1525、p.34-5、日本建築学会
36.歴史意匠という言葉を知っていますか(藤森照信論)
単著、『ユリイカ』2004年11月号 、p.125-135、青土社
37.宇宙人とバラック
単著、『チルチンびと』2004年秋号No.30 、p.49-52、風土社
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