つまりは人間の表層の背後にある人間のインフラのうごめきがはっきりと刻まれている。そのことを客観的に科学的な手つきで示すのが、同じ人物を対象にずっと同じ環境でとり続ける冷徹なポートレイトシリーズであり(ほんとこわいんだから)、それが展開すると北島さんが最近とっているランドスケープにおける独特な奥行きになるのだろう。
作品集もお金のある方はぜひそろえておいた方がいいと思われます。
約800頁からなる16年ぶりの写真集『THE JOY OF PORTRAITS』
nrd 001 Christian Holstad, "Fellow Travelers"
インスタレーション作品“BloodBath & Beyond”のために彼が収集した素人写真を、サイズや色はもちろん、紙質や表面塗工、裏面の記載、周囲の型抜き装飾までをも忠実に複製し、箱におさめたもの。
nrd 002 Buku Akiyama, "Composition No.2 'an exceptional state': with equipments owned by hiromiyoshii"
展示スペースに隣接する倉庫の備品だけで作られた秋山ブクのインスタレーションを、写真家・山本真人が撮影。作家が撮影や編集に一切関与せず、写真家が自由に解釈して作品を撮影し、ページを構成。
nrd 003 Eiki Mori + Komichi Kobayashi, "Crows and Pearls"
写真家・森栄喜の東京の少年たちを彼ら自身の部屋で撮影したポートレイトと小説家・小林小路の短篇『夏の底』によるコラボレーション。
一見序列のない16枚の写真カードの裏で密かに小説が進行。
16枚のカードは、 内側に小説の英訳が記載されたごく薄い包装紙に包まれ、ステッカーで留められている。