忘れないうちに、世の中との共同作業をきちんとまとめておくページ
2003年ぐらい以降の成果物を記録していきます
日々の事柄は、acetate blog(アセテート編集者日記)
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中谷礼仁

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2005年 11月 28日 (月)

さすが東大?・村松伸による授業『建築史とは何か』に参加・2005年11月24日

実はピギーズ第1回会議の前日に別の会に呼ばれていたので、お礼とともにそのことを報告しておきます。

駒場にある東大生産技術研究所内で今年の後期から行われることになった、村松伸氏の初公式定例授業『建築史とは何か−過去、現在、そして未来を結ぶ建築知を探る』に参加してきました。
近代建築史研究の特集でした。当方の研究も日本近代の建築史研究から開始されたのですが(ただし卒論はビルマ建築)、なぜ日本近代を発端にしたかを根掘り葉掘り説明しろということで、あまりしたことなかったので発表してきました。

まあこの授業毎回そのジャンルにかかわる重要文献が200ページぐらい配られるという豪華なもので、思わず他の回も持ち帰ってきました。交通費の元とれました。
シェー

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2005年 11月 16日 (水)

公開会議・Piggies第1回会議・京都にて・11月25日

本日無事終了しました。
かなりの異種格闘戦で、徹夜あけの発表者たちピギーズは疲労困憊でした。
しかし西山先生の、愛あるご指導で、再び新しい方向に導かれていったようです。
西山先生、京都文教大学の方々本当にどうもありがとうございました。
別件があったので、打ち上げに出席できなかったのですが、ピギーたちはどうなったんだろう。
第1回会議終了につきポスター縮小します。(追記終わり)
アセテートのこと、参加者にがんばってくださいとかいわれてうれしかった。
アセテートもどうかよろしくお願いします。

西川祐子先生と当方が代表世話役をつとめます、
なぞの集団Piggiesによる第一回会議を公開します。
その目的、雰囲気、正体等はこのポスターからご推測ください。
piggies
13時から17時までに複数の発表とディスカッションを行います。
場所は京都文教大学 普照館2階 232号室
お問い合わせは大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻建築デザイン研究室中谷ゼミナール 06−6605−2714まで

追記
19日から20日にかけて甲羅ホテルにて缶詰になり、豚と家についての問題を朝ご飯を食べながら語り合いました。
出席者の山内さん、ご期待ください。皆様もぜひおいでください。



2005年 11月 10日 (木)

11月18日竣工式決定・文豪の部屋(甲羅 ホテル)・BankArt1929にて

heya
(13日追記)
12日最終チェックにいきました。縁側の框取り付いたら、いやいやひときわ存在感が増しましたよ。ここで踊りたいと能のシテ方の方が言っておられたりとかで、話題になりつつあります。岡崎さんご夫妻他関係者ほとんどこられて楽しい一夜となりました。新建築社の住宅特集でも取り上げてくれるとのことで、岡崎さんと一緒に喜びました。最近の若い編集者の方には理解していただいている面があるようでうれしいです。
最初の徹夜は18日夜から作家の福永信さんと、画家の伊部年彦さんが挑む予定となりました。それにあわせて「竣工式」を18日夜に行うことになりました。(追記ここまで)

昨日は朝の精進料理を食べるための、中谷家伝来のちゃぶ台を送りましたよ。
岸本棟梁からも、進行状況を伝える写真が送られてきましたので紹介します。
dodai
展示内装とは思えぬ太い材ですね。真ん中が座るための堀込です。
dodai
左右対称の二室も、ふかふかの展示品が多い中で、異彩を放っているでしょうか。
いい感じだと思います。岸本さんにお願いしてよかった。
端的な図面からいろんなことを読み取ってくれる能力こそ尊いものはありません。



2005年 11月 08日 (火)

文豪の部屋に納める什器は何がいい?(甲羅 ホテル)・BankArt1929にて

「文豪の部屋」ですよねえ。
仕事するために、なるべく下界とシャットアウトされないといけないですね。
それも気持ちよく。
窓からは夜景が見えるようにしましょう。大きな作り付けの机も作りました。
あとは絶妙な雰囲気を醸し出す、卓上ランプがいりますね。
棟梁にも探してもらわないと。

で、唯一の下界との通信はラジオにしましょう。それも昔ながらの短波がはいるやつ。
これで作業をディスターブせずに、世界のどこかの誰かの声が聴ける。
こんなラジオ手に入れました(正確には落札中)。

radio
12日に最終チェックに参ります。



2005年 11月 02日 (水)

11月14日前後竣工式・文豪の部屋(甲羅 ホテル)・BankArt1929にて

この週末は、上棟式に行ってきました。無事28日に建前式を終わりましたことをお伝えします。岡崎さんがお米、中谷が塩、棟梁の岸本さんがお神酒を持って設計物の四隅を回って無事竣工の祈願をしました。竣工はこれから2週間前後です。
ですからその前に行くと、棟梁の施工中の技がみれます。その後で行くと完成型が見れます。他の作品はなんだかふわふわしたものが多かったですが、我らの作品は杉板床厚1寸(約3センチ)の厚板をしき込めた徹夜・学問所です。
我々もたまに利用しますが、論文作成等で適当な場所が見つからない方は、どうぞお使いください。

plan
二つの部屋をはさむ縁側の真ん中には、ちゃぶ台と座布団があります。
徹夜・缶詰後の朝食をここで取りつつ、
「朝から生シンポ」が始まります。

最初部屋は野郎畳(ヘリ飾りのない畳)にしようと思ったのですが、幅1尺、暑さ1寸の杉が入手できたということでそちらに急きょ変更。ぜひご使用される方は
まず床をぞうきん掛けし、
素足でこそつたわる厚い板だけが持つ触感(薄いのと全然違うよ)
をおためしください。



注目の告知
●鹿島出版会から拙著『セヴェラルネス 事物連鎖と人間』が公刊されました。表紙装丁を、岡崎乾二郎さんにご担当いただきました。綺麗です。ぜひ公刊の際はお手に取っていただければ。序文は田中純先生です。

セヴェラルネス


「批評の真髄はどこにあるのか。歴史と理論を踏まえつつ、徹底的に現状を分析すること、必要とあれば時空や知の領域を自由に行来しながら、広い意味でのコンテクストを明らかにしてみせること、そこにこそ批評の意義は求められるべきであろう。建築の分野でそのことをわたしたちに教えてくれたのは、そのあまりにも早い死が惜しまれる「ヴェネツィア派」の論客、マンフレード・タフーリであった。そして、中谷礼仁の本書が幸運にもまた、あらためてそのことをわたしたちに気づかせてくれた。
岡田温司未來社『未来』2006年7月号

注意深く、丹念に書かれた文章ながら、なんかこう、新鮮で生き生きとして見えるのは、おそらく著者自身の「驚き」を伴っているからだろう。また、本書全体に通底している、著者の「連鎖する事物」への(中略)畏敬の念には心を打たれる。自覚的に何かを作ることを志しているつもりの、私たちの多くに欠落しているのは、すでにある事物へのこうした態度なのだった。」
石川初TENPLUSONE WEBSITE

「現在の建築論や都市論には関係者の当を得た解説が少なくないが、どうしてもここから先は当事者や専門家にまかせざるを得ない、という部分が残る。これらの書物は、たとえ子供向けに書かれたものでも、それゆえに難解なのだ。「強い」専門性の石を砕く「弱い」実際的思考に貫かれた本書は、だから分かりやすくなによりもおもしろい。
植田実雑誌『文学界』2006年7月号

「本書は、事物—つねに痕跡でしかない事物—に向かい合ったとき、言葉でなにをなしうるかを改めて教えてくれる書物でもある。本書と前後して邦訳が刊行されたエイドリアン・フォーティーの『言葉と建築—語彙体系としてのモダニズム』はちょうどこの、建築について語るということはなにをしていることになるのかという古くてつねに新しい問題を扱っているが、中谷氏の書物はまさにその問いに対するいくつかの回答を示したものである。」
山本貴光作品メモランダム

未來社『未来』2006年7月号に岡田温司さんによる共感あふれる書評をいただきました。(20060703)
TENPLUSONE WEBSITEにランドスケープ・デザイナー石川初さんによる書評が掲載されました。深い読みを自分の体験にも照らし合わせて書いていただきました。 (20060627)
雑誌『文学界』2006年7月号に植田実さんによる書評が掲載されました。次第次第に社会に理解されていただいているようでうれしいです。 (20060608)
作品メモランダムの山本貴光さんに的確かつ連鎖的な評をいただきました。 (20060216)

また口絵にはセヴェラルネスの思想を端的にかつ寓意的に語る歴史的な豪華写真群を掲載しています。60年代の幻の写真同人誌 『PROVOKE』 に掲載された高梨豊さんによる”あの写真”も、収録しました。高梨さんご本人によって注意深く選定された新プリントを大変な好意で借用させていただきました。ぜひご覧ください。




連載中
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●ワンダリング・セブンティーズ(新建築社『住宅特集』)→途中で終わり

●『日本の民家』再訪(瀝青会名義/季刊『住む。』
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たまになんとなく増えていたりして。リンクを張った報告していませんので問題があったらご連絡ください。
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過去のアーカイブ(より抜き)
2004年以降のものはmoduleに投稿しています。出来のいいものは掲載していただいております。

お台場公園の攻防 1995
すまいの先生 2001
現場日記 1997
バブル・震災・オウム教 1995
旧満州国の伊東忠太 1996
平内廷臣はいかにして日本建築を終わらせたか
1998
ステンレスのバケツ
1999
住まいは誰のものか
2001
内田百間「東京日記」論 1996
戦後建築史学の射程と現代建築史研究会研究の早急なる必要性
2001
亀裂の保存 中村達太郎『日本建築辞彙』を読む
2000
歴史の中のコンバージョン
2002
空飛ぶアーカイブ
2002
都市は連鎖する
2003
デ・レ・メタリカ(金属について) 2004
宇宙人とバラック 2004
歴史の合成に関するノート 2004
おれにやらせてくれ、ビリー  ガーデン・パーティーの奇跡(ビリー・クルーヴァー論) 2004
「1パーセントについて」『村野藤吾著作集』書評 2008
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最近の記事20
建築雑誌2010・7月号 No.1606『建築写真小史』届く
あまりにも緊急告知・滅多にない書容設計家 羽良多平吉の会/開催のお知らせ(有料)
緊急告知・日本建築学会会誌『建築雑誌』10月号 公開座談会―斎藤公男×中川 武×藤森照信
建築雑誌2010・6月号 No.1605『われらの庭園』届く
建築雑誌2010・5月号 1604『特集 BOSAI立国ニッポン』届く
講演会のお知らせ・Note on "fig-ness" of architecture, イチジクの葉っぱ建築論ノート・5月20日千葉大学にて
建築雑誌2010・4月号 1603『特集 〈郊外〉でくくるな』届く
瀝青会報告第八回・雪に埋もれる山の村の家その後・雑誌『住む』No.33
日本生活学会 第37回総会・シンポジウム・研究発表大会のお知らせ・2010年5月8日(土)
建築雑誌2010・3月号『ナイーブ・アーキテクチャー』届く
建築雑誌2010・2月号 1600記念号『特集 建築・有象無象』届く
設計演習A「役に立たない機械」『タモリ倶楽部』に登場しました。
建築雑誌2010・一月号『特集 検証・三菱一號館再現』届く
今和次郎のバラック写真集成『グラフィカ』No.3
瀝青会報告・浜辺のブリコラージュ(越後の舟小屋)
監修・『住宅建築』2010年1月号・白井晟一を探して -Constellation-
新連載・「イチジクの葉っぱ建築論」・雑誌『d/sign』No.17 デザインと編集力
論文・「ナンドの生産性−化モノ空間のための補遺」
中谷ゼミナールのポータルサイト、デザイン一新しました。
3年後ものこっていた・韓国ソウルの北村のゲストハウスの思い出・2009年9月27日
その他
中谷略歴
歴史工学研究とは何か


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