忘れないうちに、世の中との共同作業をきちんとまとめておくページ
2003年ぐらい以降の成果物を記録していきます
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中谷礼仁

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2005年 10月 24日 (月)

28日に「文豪の部屋」上棟式(つづき)・横浜BankArt1929にて

さて、前回の記事で岡崎乾二郎さん構想のもと、文豪の部屋を作るという報告、そしてそれを超短期間で達成しなければならないという報告をいたしました。今回は後者についての対策と解決です。

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2005年 10月 21日 (金)

28日に「文豪の部屋」上棟式(予定)・横浜BankArt1929にて

10日ぐらい前に造形作家の岡崎乾二郎さんから連絡がはいった。「設計監理」をお願いしたいとのこと。「詩人の家」ならぬ「文豪の部屋」を作ってほしいとのこと。うムムムと思っていると、竣工は10月28日とのこと。さらにうムムム。
岡崎さんが構想役(いわば美的施主)で、横浜トリエンナーレにあわせてBankArt1929で開催される"BankArtLife"展に出品する部屋を作るとの提案であった。
この展覧会未だによく分かっていないのであるが、要はトリエンナーレを長く体験しようとする人のために「Artに泊れる」らしい。まあいわゆる、若手の建築家、芸術家達が色々部屋を作っているらしい。

で、その中で異色ともいえる岡崎さんが考えたのが、「缶詰/ホテル」。つまりは文豪に強制的に仕事をしてもらうための非常にラグジュアリーで生産的な空間を提供するとのことである。本当に文化人を缶詰させて、「朝から生シンポ」をしようとしているらしい。

話自体はさすがに面白い。それではどうするか。そんな高品質の部屋をこの超短期間でどう作ればよいのか。ほとんど豊臣秀吉状態になったのでした。さてどうしたでしょうか?
取りあえずなんとか28日に上棟式を迎えることになりました。それも第一級の木造棟梁付です。おいおいその状況を報告いたしますが、まずは岡崎さんの名文句をひとつ。



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論文投稿の場所ができたかも・表象文化論学会設立

表象文化論学会がたちあげされたようです。

遅ればせながら紹介します(虫歯で寝込んでおります)。設立準備大会は2005年11月19日(土)、20日(日)東京大学駒場キャンパスです。正式サイトはここを参照ください。

当方長年、日本建築学会に在籍していたのですが、当方の興味がずれていくにしたがい、どうも建築学会の投稿ジャンルだと応募しにくくなりつつあったのです。最近は「技術報告集」などというマイナーな会報に投稿させていただいておりました。
しかしもしかすると、この学会で救われるかもしれない。当方の興味とするところをうまく救い上げてくれるかもしれないと、期待しています。



2005年 10月 12日 (水)

ジギー先生、ありがとう!!・12月刊行予定『セヴェラルネス 事物連鎖と人間』に序文寄稿いただく

雑誌『10+1』誌上にて7回にわたって掲載された連載が本年12月鹿島出版会より、公刊されます。当方にとっては実に12年ぶりの単著となり(泣)、感慨もひとしおです。
さて、同書を刊行するにあたって、連載中に常に当方の「前線」におられた田中純先生に序文を書いていただきました。今日それが鹿島から届きました。一読させていただいて、的確なご紹介、身に余る激励、震えんばかりです。
ニコニコ通信の帯(評判がいい)にあやかって、「ありがとう!!」と叫びました。

さて田中先生に序文を書いていただきたかったのは、これはもう勝手な思い込みですが、連載中はほとんど「戦友」のつもりだったのです。どこに切り込むかもうわからないが、そうですね
映画『明日に向かって撃て』の
最後のシーンでしょうか。あの飛び出す感じで連載を書いていて、きっと田中さんも同じ切り込み方、飛び出し方で文章を書いているのだろうと、ずっと思っていたからなのです。

当方は現在、「連載前線」から一時撤退しておりますが、また準備ができ次第復帰できればと思います。常に前線にいることの重み、十分当方は理解しております。
田中先生、ありがとうございました。



2005年 10月 06日 (木)

なんともうれしい・広島市長秋葉忠利氏が「先行形態論」を紹介

僕と僕の共同研究組織中谷ゼミナールにとっては、ここ3年ぐらいの総決算的論文でありました「場所と空間 先行形態論」(岩波講座 都市の再生を考える 『都市とは何か』に所収)に対する反響はとても気になっているわけです。石川初さん、田中純さんを初めとして色々好意的な評価をいただいている作今でございますが、もっとないか、特に都市計画の現場なんかから叱咤激励などないかと欲望は高まり、たまにGoogleで「先行形態論」とググるのでありました。そうしたら
こんな日記を発見しました。

一瞬信じられませんでしたが、現広島市長さんにご笑覧いただいたようです。ありがたい。なんとか私たちの研究が広島に届いてほしいと思っていましたから。この場を借りてお礼を申し上げます。

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2005年 10月 05日 (水)

追加・詩人の家ワークショップ宿題

先に紹介しました詩人の家ワークショップ。実は、間に合わなかった作品があったのです。それは詩人の家と中庭を共有する隣人が、詩人をのぞきそして声をかけるための巨大覗き穴&メガホンでした。宿題がきちんと完成されておりましたのでアップします。
巨大メガホン

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注目の告知
●鹿島出版会から拙著『セヴェラルネス 事物連鎖と人間』が公刊されました。表紙装丁を、岡崎乾二郎さんにご担当いただきました。綺麗です。ぜひ公刊の際はお手に取っていただければ。序文は田中純先生です。

セヴェラルネス


「批評の真髄はどこにあるのか。歴史と理論を踏まえつつ、徹底的に現状を分析すること、必要とあれば時空や知の領域を自由に行来しながら、広い意味でのコンテクストを明らかにしてみせること、そこにこそ批評の意義は求められるべきであろう。建築の分野でそのことをわたしたちに教えてくれたのは、そのあまりにも早い死が惜しまれる「ヴェネツィア派」の論客、マンフレード・タフーリであった。そして、中谷礼仁の本書が幸運にもまた、あらためてそのことをわたしたちに気づかせてくれた。
岡田温司未來社『未来』2006年7月号

注意深く、丹念に書かれた文章ながら、なんかこう、新鮮で生き生きとして見えるのは、おそらく著者自身の「驚き」を伴っているからだろう。また、本書全体に通底している、著者の「連鎖する事物」への(中略)畏敬の念には心を打たれる。自覚的に何かを作ることを志しているつもりの、私たちの多くに欠落しているのは、すでにある事物へのこうした態度なのだった。」
石川初TENPLUSONE WEBSITE

「現在の建築論や都市論には関係者の当を得た解説が少なくないが、どうしてもここから先は当事者や専門家にまかせざるを得ない、という部分が残る。これらの書物は、たとえ子供向けに書かれたものでも、それゆえに難解なのだ。「強い」専門性の石を砕く「弱い」実際的思考に貫かれた本書は、だから分かりやすくなによりもおもしろい。
植田実雑誌『文学界』2006年7月号

「本書は、事物—つねに痕跡でしかない事物—に向かい合ったとき、言葉でなにをなしうるかを改めて教えてくれる書物でもある。本書と前後して邦訳が刊行されたエイドリアン・フォーティーの『言葉と建築—語彙体系としてのモダニズム』はちょうどこの、建築について語るということはなにをしていることになるのかという古くてつねに新しい問題を扱っているが、中谷氏の書物はまさにその問いに対するいくつかの回答を示したものである。」
山本貴光作品メモランダム

未來社『未来』2006年7月号に岡田温司さんによる共感あふれる書評をいただきました。(20060703)
TENPLUSONE WEBSITEにランドスケープ・デザイナー石川初さんによる書評が掲載されました。深い読みを自分の体験にも照らし合わせて書いていただきました。 (20060627)
雑誌『文学界』2006年7月号に植田実さんによる書評が掲載されました。次第次第に社会に理解されていただいているようでうれしいです。 (20060608)
作品メモランダムの山本貴光さんに的確かつ連鎖的な評をいただきました。 (20060216)

また口絵にはセヴェラルネスの思想を端的にかつ寓意的に語る歴史的な豪華写真群を掲載しています。60年代の幻の写真同人誌 『PROVOKE』 に掲載された高梨豊さんによる”あの写真”も、収録しました。高梨さんご本人によって注意深く選定された新プリントを大変な好意で借用させていただきました。ぜひご覧ください。




連載中
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●ワンダリング・セブンティーズ(新建築社『住宅特集』)→途中で終わり

●『日本の民家』再訪(瀝青会名義/季刊『住む。』
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たまになんとなく増えていたりして。リンクを張った報告していませんので問題があったらご連絡ください。
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過去のアーカイブ(より抜き)
2004年以降のものはmoduleに投稿しています。出来のいいものは掲載していただいております。

お台場公園の攻防 1995
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現場日記 1997
バブル・震災・オウム教 1995
旧満州国の伊東忠太 1996
平内廷臣はいかにして日本建築を終わらせたか
1998
ステンレスのバケツ
1999
住まいは誰のものか
2001
内田百間「東京日記」論 1996
戦後建築史学の射程と現代建築史研究会研究の早急なる必要性
2001
亀裂の保存 中村達太郎『日本建築辞彙』を読む
2000
歴史の中のコンバージョン
2002
空飛ぶアーカイブ
2002
都市は連鎖する
2003
デ・レ・メタリカ(金属について) 2004
宇宙人とバラック 2004
歴史の合成に関するノート 2004
おれにやらせてくれ、ビリー  ガーデン・パーティーの奇跡(ビリー・クルーヴァー論) 2004
「1パーセントについて」『村野藤吾著作集』書評 2008
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最近の記事20
建築雑誌2010・7月号 No.1606『建築写真小史』届く
あまりにも緊急告知・滅多にない書容設計家 羽良多平吉の会/開催のお知らせ(有料)
緊急告知・日本建築学会会誌『建築雑誌』10月号 公開座談会―斎藤公男×中川 武×藤森照信
建築雑誌2010・6月号 No.1605『われらの庭園』届く
建築雑誌2010・5月号 1604『特集 BOSAI立国ニッポン』届く
講演会のお知らせ・Note on "fig-ness" of architecture, イチジクの葉っぱ建築論ノート・5月20日千葉大学にて
建築雑誌2010・4月号 1603『特集 〈郊外〉でくくるな』届く
瀝青会報告第八回・雪に埋もれる山の村の家その後・雑誌『住む』No.33
日本生活学会 第37回総会・シンポジウム・研究発表大会のお知らせ・2010年5月8日(土)
建築雑誌2010・3月号『ナイーブ・アーキテクチャー』届く
建築雑誌2010・2月号 1600記念号『特集 建築・有象無象』届く
設計演習A「役に立たない機械」『タモリ倶楽部』に登場しました。
建築雑誌2010・一月号『特集 検証・三菱一號館再現』届く
今和次郎のバラック写真集成『グラフィカ』No.3
瀝青会報告・浜辺のブリコラージュ(越後の舟小屋)
監修・『住宅建築』2010年1月号・白井晟一を探して -Constellation-
新連載・「イチジクの葉っぱ建築論」・雑誌『d/sign』No.17 デザインと編集力
論文・「ナンドの生産性−化モノ空間のための補遺」
中谷ゼミナールのポータルサイト、デザイン一新しました。
3年後ものこっていた・韓国ソウルの北村のゲストハウスの思い出・2009年9月27日
その他
中谷略歴
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